雨つ虫


精朽過ご蚊めひ巫プめ貪夕
のち熟発真えき女ーえつ日
潰てあ声蚊瞑かだル瞑て枯
え舌ぶあ中るえ硬脇るいれ
て根くるをとし貨のとるて
海ゆ翻らさき塞磨水きと怠
溝くれむ蚊にこか溜にき惰
に行鱗謹蚊はこれりはにの
降列粉啓て人で氷の人集降
るけまひ蚊とまの温とまる
頃がみきまいつ脊さいつ頃

にれれ攣蚊う奇髄にうてに
虻こ垢れま蚊遇かぼ人く空
はそ法統ごはだらうはる白
皆我師べと皆らつふ皆とく
すらひて涌すりまらすい墓
こ息し一くこ更さしこう地
しとや縷頃しけきてしあ埋
く糞く一蚊くての休くらま
るとの糸空るゆて学るたる
つを底纏想つくつんつま頃
て奉でわのてオぺ思て幽ぽ

いぜ暗ぬ渦いオんいいかつ
るよい孵牛るソまつるなぽ
んと家化もんロできん臭つ
で喚をの我でジ忌でで気墨
はくま鈍もは盂み踊は閃だ
な雑さ痛なな蘭名りな光れ
い木ぐ臨しい盆折膿いベで
ん林りむとん会れみんジ虹
でに待苛思でで大落でドも
す立ちむえす臥角とすフ水
かち人禍蚊か床豆しか耳引







第二回三文賞 佳作
青田格「雨つ虫」

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